安い時にはまとめ買い
今回は、前回の”安いツナ缶を使ったおかず色々”の第二弾です。ツナ缶はもともと独特の風味がついているので、それを活かした献立に使うと加える調味料も簡単で済みます。お肉を使う料理よりも煮込んだり、炒めたりする時間も大幅に少なくて済みます。ツナを使う献立は、ほとんど簡単にできるものが多いので、
「手の込んだ料理はちょっと、、」
というお料理ビギナーの方にもハードルは低いですよ。ワーキングホリデーや学生の方で、これまで料理はほとんどしなかったけど、物価の高いニュージーに来て頻繁に外食なんてできないという方が多いと思うので、そんな方の参考になればいいなと思って書いてみました。
1)ツナの炊き込みご飯
一般的な炊き込みご飯には、鶏肉を入れることが多いと思います。それをツナ缶に入れ替えるだけです。具材の例ですが、ツナ缶に乾燥ひじき、玉ねぎにんじんなどのみじん切り、薄揚げや冷凍の枝豆など入れて普段通りの調味料を入れて炊くだけです。ツナにはツナ缶の風味がついていますので、それも味に一役買うことになります。
2)ツナとキノコの和風パスタ
椎茸、マッシュルームなどのスライスをニンニクで軽く炒めます。これにツナ缶とゆがいたパスタを入れてだしの素の顆粒と塩こしょー、醤油を適当に入れて味付けをするだけです。ニラなんかが冷蔵庫に残っていれば、一緒に入れて炒めると少し本格的な味になります。ネギの散らすだけでもグッと美味しくなります。
3)ツナと茄子のトマト風パスタ
ツナはパスタにも大活躍します。洋風の味付けでパスタをもう一品。輪切りにした茄子はフライパンで両面焼きます。こうすればそのまま入れてしまうよりも、香ばしさが出て美味しくなります。茄子は横に置いておきます。その後フライパンでニンニクを油少々で炒め、トマト缶を入れ、顆粒のベジタブルストックを入れ、少し水分を飛ばします。そこにゆがいたパスタと茄子、ツナ缶をそのフライパンに入れ、塩胡椒で味を整えます。トマト缶を使う時は少し砂糖を入れると、トマト独特の酸味が消えます。仕上げに刻んだチーズを入れて、とろっとさせて完成です。
4)ツナのグラタン
グラタンは一般的にチキンやえびが思い浮かぶと思うのですが、これをツナにしても美味しいです。ツナ缶を使えば下ごしらえは不要なので
「グラタンはちょっと手間がね、、
と思われている方には、一段ハードルを下げるのではないでしょうか?通常のグラタンの過程を踏み、ホワイトソースが完成して、マカロニと混ぜる段階でツナも加えてください。ツナには塩気もあるので、ここで一応味見をしましょう。
5)ツナのホットサンドイッチ
これは料理とはいえない、ものすごく簡単なもの。具の提案ということで。ホットサンドイッチメーカーをお持ちの方は、何を挟みますか?ニュージーランドでは、チーズだけというのが一般的なんですが、Pukekoの家ではツナがお気に入りです。スライスした玉ねぎの水気を軽く絞ったものにツナ缶とマヨネーズを加え、塩で味を整えます。これをホットサンドの食パンに挟んでいつも通りに焼けば完成。サワードウブレッドのスライスを使って、グリルパンやフライパンで焼く場合は、分厚くても焼けるのでチーズも挟んでみましょう。焼けたら、半分にスライスしてお皿に盛ればカフェの一品みたいです。
6)ツナコロッケ
コロッケは通常牛ミンチを混ぜることが多いのですが、これをツナに入れ替えてよく作ります。いつもの工程を踏み、潰した芋にみじん切りの玉ねぎを加え、塩コショーをしてツナ缶を加え、練らないようにさっくり混ぜ合わせます。あとは形を作って衣をつけてあげれば出来上がり。ウースターソースでも、ケッチャプでもソースはお好みで。ツナなので、和風っぽい味付けになるのか意外にお醤油でも美味しいですよ。マスタードも一緒に試してください。
いかがでしたか?ツナはすでに調理済で、味もついているので下ごしらえは不要。普段は鶏や牛肉を使う献立にツナを入れ替えて作って見ると、簡単で安くて得した気分になりますよ。お役に立てれば嬉しいです。
ツナとトマトのパスタ。茄子があればさらに美味しい。
-Happy cooking!
Pukeko