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牛乳が飲めない人 または 飲みたくない人に

近年牛乳の代用品となる商品が増えています。詳しく見てみましょう。

milk-substitutes

最近よく耳にするLactose intolerance(乳糖不耐性)。牛乳アレルギーと混乱しやすいので、調べてみました。牛乳アレルギーは言葉のとおり、食物アレルギーの1つです。アレルゲンは牛乳に含まれるカゼインや乳清タンパクです。それに対してLactose intolerance(乳糖不耐性)は、乳糖分米酵素が低い、または欠乏しているために牛乳に含まれている”乳糖”(lactose)が腸内で消化できません。それで牛乳を飲むと腹痛を起こしたり下痢をします。乳糖分米酵素は赤ちゃんの時が一番活性していて、成長するにつれ減っていきます。それで子供の時には問題がなかったのに、大人になってから牛乳を飲むとお腹の調子がおかしいという人がいるのです。小学校の時に、給食の牛乳を飲むと下痢をするというクラスメイトがいて、先生とその子のお母さんに「牛乳に慣れなさい」と毎日無理に飲まされていたのを覚えていますが、今考えると慣れるとかそういう問題ではなかったのですね。先生もその子のお母さんも知らなかったとはいえ、彼にとってかわいそうなことを強いられていたなと思い出しました。Lactose intoleranceであったのであろう彼が現在牛乳をきっぱりやめて、体調の良い毎日を送れていたらいいなと思います。現在ではその牛乳の代用品として様々な商品が手に入ります。

豆乳

pams-light soy milkまずはsoy milk。味、買いやすさなど一番使いやすい牛乳の代用品ではないでしょうか?牛乳に比べてカルシウムが少ないので、製品によってはカルシウムが加えられているものもあります。Pukekoのハズバンドも牛乳の代わりにsoy milkを使っています。家で作るFlat whiteもシリアルもこれで食べています。どれだけ牛乳との味や食感などの違いがあるかきたら、「別に」と言われたので、まず最初に試すならsoy milkが無難かもしれません。

 

ゴートミルク

living planet-goats milk牛がダメならヤギは?ということで、こちらもニュージーランドではよく見かけるゴートミルクです。

 

アーモンドミルク

blue daiamond-almond breezeアーモンドミルクです。Lactose intoleranceとは別に動物性の食品を食べないヴィーガンの人に人気です。

 

ココナッツミルク

vitasoy-coconut milk-originalこちらはココナッツミルク。ココナッツの味がするので、何にでも牛乳の代用として使えるというわけではないようですが。

 

ライスミルク

vitasoy-rice milkこれはライスミルク。牛乳と比べると低脂肪でコレステロールも含みません。しかし原料がお米なので、炭水化物を多く含みます。

 

オーツミルク

vitasoy-oat milkこちらはオーツミルク。カルシウムが多く含まれ、繊維も豊富です。たんぱく質は牛乳よりは少ないですが、ライスミルクやアーモンドミルクよりは多いです。

 

値段、買いやすさ、味、成分などご自分の好みにあった牛乳の代用品が見つかるといいですね。

Happy eating!

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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