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NZから気軽に行ける旅行先 - バヌアツ タンナ島 -

日本からはニューカレドニアで一晩を過ごす乗り換えをしないとアクセス出来ない秘境の国バヌアツですが、ニュージーランドからは首都ポートビラへ直行便でさくっといけるおすすめの旅行先です。前回の記事ではサント島についてご紹介しましたが、今回は首都から国内線で1時間の活火山が有名なタンナ島をご紹介します。

photo-1タンナ島には世界屈指の活動量を誇る活火山があります。火山からガンガンに吹きあげる煙やマグマがどーーんという大きな音と共に高く吹きあげる様子を真近で見る事ができます。ヘルメットやゴーグルをレンタルすることが可能ですが、それでももう少ししたらこんな軽装ではアクセス出来なくなってしまうのではないかと思うほど火口に近く迫力があります。昔は歩いて行くツアーもあったようですが、現在では車で山頂まで行くので、体力がなくても十分に楽しめます。ツアーに参加するには火山の麓にあるツアーデスクに立ち寄るだけですので、個人旅行でも問題ありません。

空港周辺にはリゾートホテルもいくつかありますが、火山周辺では水道や電気(ただしここ近年はソーラーパネルの使用は可能になり電球や携帯の充電程度は可能) の通っていない昔ながらの生活をする村でホームステイや憧れのツリーハウスに安く泊まる事ができます。リゾートホテルに比べると快適ではないですが、現地の生活の様子を体験する事ができて興味深かったです。

photo-2喉が乾くと村の子供が椰子の木に素手裸足で意図も簡単に登り、ココナッツの実を落としてそのままドリンクにしてくれます。小腹がすくと木に登りバナナやパッションフルーツを取ってくれました。村の子供のパワフルさには圧倒されます。

photo-3突然の雨が降ったとき、この村では傘を買えるコンビニはないので、バナナの葉っぱを使います。暑い時には大きな硬い葉っぱでうちわを作りました。

photo-4徒歩1時間半で温泉に行けるとのことだったので、村の子供達に案内をお願いして行ってきました。もちろん車の手配をすることも可能ですが、火山の反対側にあると聞きせっかくなので火山の麓をぐるっと一周ウォーキング。素晴らしい景色に出会えました。

photo-5娯楽が少ないこの村では、子供達と本気で遊び、村人と団欒し、日陰でひたすらダラダラと過ごす。忙しい普段の生活ではできない貴重な時間を過ごしました。

ぜひニュージーランドにいる間に、バヌアツ旅行を検討してみてはいかがですか?!

 

記者プロフィール

World Traveller Salley

World Traveller Salley

フィリピン留学、オーストラリアワーホリ、カナダワーホリを経て、バックパッカーへ転身。
中南米20ヶ国を筆頭に、現在40ヶ国を訪問。
10年かけて世界一周を目指す、ゆったり系バックパッカー。

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