日本ではまだ名前もあまり知られていないけど、オーストラリアやニュージーランド人にじわじわと人気が出ている秘境の国バヌアツ。
公用語は現地のビスラマ語が1つと、行く学校により英語またはフランス語のどちらかが話せるようになり、各島の言葉と3つの言語がごちゃまぜで使用されているので、英語のみでも快適に過ごすことが出来ます。
バヌアツは83の島からなる島国ですが、主に観光客に人気なのは経由地となる首都のあるポートビラに加え、サント島とタンナ島の2つです。どちらも国内線で首都ポートビラから1時間前後でアクセスできます。
今回の記事ではサント島と呼ばれるEspiritu Santo島についてご紹介します。
1日かけて洞窟の中を歩いて泳いで、岩を登り越えていくちょっと命がけなアクティビティーや、自然いっぱいのエメラルドグリーンの川でカヌー、ブルーホールと呼ばれるターコイズブルーに輝くラグーンで巨大な木からジャンプするなど様々なアクティビティーで大自然を超満喫出来ました。
この島では第二次世界大戦の頃にアメリカ軍の拠点になった歴史があることから、当時の戦闘機が海に沈んでいたり、給水所が川に残っていたりしました。ダイビングやシュノーケルでアメリカ軍が撤退するときに海沈められた戦闘機を見に行くツアーも人気があります。(現代から見るととんでもない過去ですが。)
シャンパンビーチという街から1時間程のところにある白砂の海はどこまでも透き通る透明度の高い水と木に囲まれたまさに秘境のビーチで、時間を忘れるほど絶景を堪能しました。ここには地元の方が経営する小さなレストランバーがあり、ビールを飲んだりカヌーをレンタルすることが出来ます。シャンパンビーチ周辺にはコテージタイプの宿もいくつかあり、なにもせずにただのんびりしたい休暇におすすめです。
日本からはニューカレドニアで1晩の乗り継ぎをしないとアクセス出来ないバヌアツですか、オークランドからは直行便でさくっと行くことが出来ます。是非、ニュージーランド滞在中のバケーションにいかがですか?
次回はもうひとつの島タンナ島をご紹介します。