ボーンカービングという言葉を聞いたことはありませんか?
ニュージーランドでは昔からマオリ族の人々が海での安全や幸運などを願いボーンカービングを作っていたのです。お守りですね!
今回は、そんな伝統あるボーンカービングを一からオリジナルで作れるというので行ってきました!
ひとつひとつに意味がある
ボーンカービングの様々な形には、旅の安全・新たな出発・絆や友情・安産・成功など、又、権力や力強さ、勇気などを象徴するものもあります。今回は自分で一からデザインを決められるということで、どんな意味を込めて作ろうかと考えながらまずデザインからはじめていきます。
形をつくっていく
ボーンカービングは牛骨や鹿角、鯨歯など様々な天然素材などを使用します。今回は牛骨を使いました。使用する骨に願いを込めながらさあ、作っていきます!
- ・紙にデザインした形を切り取り、骨に写していきます。
-
- ・デザインの外側を大まかに削っていき、徐々にラインに合わせて整えます。
- ・内側の細かいラインは専用の細い器械でくり抜きながら削っていきます。
-
- ・形ができたら、水を少しずつ流しながら目が荒い鑢から目の細かい鑢でピカピカに。
-
- ・最後の仕上げは大きな艶出し・鑢の機械でさらにピカピカになり、完成です!
表面にデザインもできる?
ボーンカービングの表面にデザインもつけられるというので挑戦です!
その場合、とても細いペンシル型の削る器械で表面にデザインしていきます。
削った後、何で色を付けていくかというと、なんと、紅茶のティーパック!
綿棒で少しずつ色を付け乾かしの繰り返し。
そして完成です!
今回、グリーンストーンの主要産地で有名な南島にあるHokitikaという街で作りました。ニュージーランドにはたくさんボーンカービングやジェイドカービングのペンダントが売られていますが、自分で作れる場所は限られています。北島ではフィティアンガ、南島ではホキティカなどでできるので興味のある方はぜひ足を運んでみてください。お店によって工程も変わってくるので、ぜひ興味がある方はチェックしてみてください。今回はボーンカービングですが、他にも、グリーンストーンや貝などで作れる所もあるので加えてチェックしてみてもいいかもしれません!
大切な人にプレゼント
ボーンカービングは、人に贈ることによって意味があるようです!
世界でたったひとつのボーンカービングに願いを込めながら、家族や友人、彼女さん彼氏さんなど大切な人に贈ってみてはいかがですか?