クイーンズタウンといえば、ニュージーランドで1番有名といっても過言ではない観光地ミルフォードサウンドへのアクセス地点です。しかし、あまり知られていないのですが、ミルフォードサウンドの10倍の規模を誇り、手付かずの大自然のスケールを感じられる秘境の地、ダウトフル・サウンドがあるのです。
今回はダウトフル・サウンドへのバス+クルーズツアーに参加してきた体験レポートです。
なぜダウトフル・サウンドが秘境の地と言われているかといいますと、そこにたどり着くためには一度船に乗りかえマナポウリ湖を渡り、さらに車で行く必要があり、一般車両ではたどり着くことができないからなんです。
ツアー会社が運行しているツアーに参加しないと、ダウトフル・サウンドまでたどり着くことが出来ないので、自然のままの姿を残している秘境の地という訳です。
ツアー内容
クイーンズタウンもしくはテアナウ発着、バス+船+バス+ダウトフル・サウンドクルーズ
クイーンズタウンタウンを出発し、約1時間、Garstonで休憩。
センスの良いお土産屋さんと、カフェTheCoffeeBombがあり、コーヒーや朝食をとる人も多いです。
この看板は怒られないのかなと興味がわきます笑
そこからさらに1時間でテアナウの南に位置するマナポウリに到着すると、フェリーに乗り換えます。
船上には無料のコーヒー紅茶がセルフサービスで置いてあり、軽食や飲み物を販売するカフェも併設していました。
大小の島々が行く先々で姿を現します。
操縦しているところも気軽に見ることができます。(自動なのか操縦してない?)
対岸に到着すると、ウエストアーム発電所が見えます。
さらにバスに乗り換えてウィルモット峠を越えてダウトフル・サウンドへ向かっていきます。
この時点で周囲の雰囲気がガラッと変わります。
森が深くなり、不思議な植生をたくさんみかけるようになります。
数か所写真撮影のために停車します。
バスは左側の座席の方が、滝など見所が多い印象でした。
道がコンクリート舗装されていないので、土煙が立ち上ります。
いよいよダウトフル・サウンドに到着です。船に乗り込み約3時間のクルーズがスタートです。
リアルジャーニーの船は3階建てになっていました。3階部分は天井がないオープンな状態になっており、とても人気で混雑していました。私たちは1階の席に座って、甲板に出て楽しむスタイルを取りました。水面が近いですし、空いていて快適でした。
ダウトフル・サウンドの景色
ミルフォードサウンドと比べると緑が多く、熱帯雨林で生命の息吹が感じられる、大自然のままの場所と感じました。
静かだけれど圧倒的なパワーを感じる、そんな不思議なところです。
運が良ければペンギンにも会えるようです。
日帰り以外に宿泊するツアーもあり、カヤック、ハイキングなどを楽しむことができます。
注意点
船上のカフェは現金のみの取り扱いです。飲み物やランチの購入には事前に現金を用意していきましょう。