オークランドの一等地にそびえ立つラグビーの聖地Eden Parkで女子ラグビーの試合が行われ、歴史的なスタートをきった瞬間を現地で観戦したので写真も入れて紹介したいと思います。
初の女子のスーパーラグビー開催
これまで女子ラグビーは、クラブ、州代表レベルでしか行われてこなかったのですが、女子のスーパーラグビーが初めて行われる事が決まりスポーツニュースを賑わせていました。
2021年5月1日スーパーラグビーAotearoaのブルーズ v チーフス(男子の試合)の試合の前に、女子のスーパーラグビーが男子と同じカードでブルーズ v チーフスの対戦が行われました。
オークランドにある各ラグビークラブの子供たちが旗を振ってサイドラインに並んで、入場してくる選手達を迎えて歴史的なスタートを皆で歓迎しようとする意気込みが伝わってきました。
実際に選手達も入場する時から気合が入っていましたし歴史的な瞬間を楽しんでいるように思えました。
キックオフの笛が鳴り試合が開始され序盤はブルーズが有利になっていたのですが、徐々にチーフスが巻き返しトライを取り返して前半は、ほぼ五分の展開。
流石ラグビー王国女子も凄い
流石ラグビー王国だけあって女子でもスキルが高く見ていて飽きることがありませんし、男子顔負けの激しい突進でコンタクトをする時の音も男子と同様に聞こえてくるくらいでした。
この日、チーフスの司令塔としてチームを引っ張ったチーフス10番の選手のゲームメイクが、素晴らしく徐々にチーフスが有利になる展開になっていきました。
後半はチーフスのFWが有利になりラインアウトからの攻撃でトライを重ねて試合を決めた。
後半はチーフスが圧倒した感があり点差を広げチーフスが 39-12 でブルーズに勝利した。
歴史的なスタートで今後に期待
良いプレイがあると大きな声で応援するスタジアムの雰囲気も素晴らしく見ていても気持ちが良かったです。
試合後は両チーム仲良く記念撮影で歴史的なスタートをきった舞台に立てたことで皆笑顔で良い表情をしていました。
今回は、ブルーズとチーフスの試合でしたが、これに続いてハリケーンズ、クルセイダーズそしてハイランダーズの女子のチームも結成されて定期的に女子のスーパーラグビーの試合が出来ることを願っています。
歴史的なスタートをきった女子のスーパーラグビーを現地で観戦が出来て良かったです。
女子でもレベルが高い試合のハイライトをご覧ください。