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激戦続くスーパーラグビー2022 Round 2 レビュー

Round 2(R2)も新チームのモアナ・パシフィカがコロナウイルス感染者が出た影響が続いたため準備不足となりチーフスとの試合は延期になったものの、その他の試合は開催され引き続き熱い試合が繰り広げられました。R2のニュージーランド(NZ)のチームの試合を詳しく振り返ってみましょう。

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★貫録勝ちのクルセイダーズ★

「ハイランダーズ 19-34 クルセイダーズ」

南島同士の対決でライバル意識が強く毎試合白熱試合になるこのカード。

前半ハイランダーズが1PGで3点を先制。その後、得意のセットピース(スクラム、ラインアウト)の攻撃からサインプレイで上手くトライ取って13-0とリードで昨年のクライストチャーチでの勝利を思い起こさせる展開に。

しかし、試合巧者のクルセイダーズがハイランダーズの気の緩みを見逃さず速攻を仕掛けてトライを奪い反撃開始。その後も強かに攻めてあっさりトライを取り逆転に成功。前半16-17クルセイダーズリードで折り返します。

後半に入りハイランダーズにPGを決められて逆転を許すもオールブラックスを多く含むクルセイダーズの豪華なBK陣が自由に展開して2トライを奪いハイランダーズを寄せ付けず開幕2連勝!

強いクルセイダーズの攻撃が見れるハイライト動画です。

★劇的逆転勝利で大興奮!★ 

「ブルーズ 32-33 ハリケーンズ」

開幕週は試合が延期となったブルーズが今季の初戦で開幕戦を落としたハリケーンズとの対戦。ブルーズは開始早々から怒涛の攻撃で有利になるもなかなかトライが取れず苦戦するものの、徐々に力の差が出てきて前半3トライを奪い、少ないチャンスでも2トライを取ったハリケーンズに10点差を付けてハーフタイム。

後半に入っても内容で有利に戦っていたブルーズが1トライ1PGで18点差を付けて残り時間が約10分となり試合を決めたかに思った。

しかしそこからハリケーンズが2トライを奪って6点差となり逆転に望みを繋ぐ。

ハリケーンズ勝利には必ずトライ+コンバージョンの7点が必要で、残り時間僅かで自陣から果敢に攻めて今季の新入りの13番B・サリヴァンがタックルをかわして大きくゲイン、最後はオールブラックスの大スターのA・サヴェアに繋いで中央まだ回り込んでトライ!コンバージョンも決まってハリケーンズが逆転サヨナラ勝ちで激戦を制した!

劇的な幕切れの試合のハイライトをお楽しみください。

★NZのチーム以外の試合の結果★

  • Waratahs 16-20 Reds
  • Brumbies 42-3 Fijian Drua
  • Rebels 3-28 Force

昨年のスーパーラグビーAUの決勝を戦ったレッズとブランビーズが開幕から2連勝。レベルズはフォースに敗れて2連敗。新チームのフィジアン・ドゥルアは良いところなしで開幕2連敗と厳しい洗礼を受けている。

★今後の日程★

R3からは、モアナ・パシフィカの試合が開催されると期待したいです。

毎週熱い戦いが繰り広げられるスーパーラグビー2022を引き続きお楽しみください。

 

 

記者プロフィール

トミー

トミー

スポーツ、政治、投資、料理、お菓子作り等、幅広く興味を持っています。
体を壊した後は、後遺症と向き合い地道にリハビリの日々を重ねながらひっそりと暮らしています。
またフィールドに戻る事が目標。
 
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