4月にニュージーランドの移民法改正が発表され、
新制度が発表されるまであと数週間。
ここにきてニュージーランド移民法改正の見直しが検討されています。
Backlash prompts Government backdown on immigration changes
Government may back down on immigration changes
Government to backtrack on immigration cuts
移民法改正に当たり、特に農業やホスピタリティー業界や
地域市長から改定予定の内容が厳しすぎるという批判が出ていました。
子の件や全国から来たフィードバックも検討し、
移民法の改正案を一部修正する可能性が高いということです。
もともとの改正される移民法案は、
技能移民部門は最低収入を導入し、
Low skilledに分類されている職業のワークビザ制限(3年)
ワークビザ保持者のパートナーと子供に対する厳しい規則を設ける予定でした。
イングリッシュ首相によれば
「適切なバランスをとること」を臨んでいるということです。
もちろんニュージーランド人の雇用を進め
失業率の低下を目指さなければなりませんが
住宅建設、トラックの運転等、人が必要な地域に人を集めなければいけません。
「求人があふれているときは
ニュージーランド人を雇うことを優先するけども、
雇用主が求めている技術・技能と現状にギャップがあり
その技術を必要として移民を雇用するときには
新法案では厳しすぎるかもしれない」と
イングリッシュ首相も発言しておりました。
移民問題は今年の選挙における主な話題の1つで、
特に労働党とニュージーランドファースト党は
移民数を大幅に削減したい方向です。
完全なる法案の廃止、ではないですが
細かい見直しを検討するということです。
政治的な思惑もあると思いますので、どうなることやら。
今後の進展に注目です。
(未会員の方は、新規会員登録 から)