スコットランド・グラスゴーで開催中のコモンウェルスゲームズで、ニュージーランド勢が金メダルラッシュに沸いている。
重量挙げ男子+110kg級では、オークランド出身のデイビッド・リティ選手(30)が、最終種目クリーン&ジャークの最終試技で223kgを一発で成功させ、逆転で金メダルを獲得した。スナッチでインドのラブプリート・シン選手に10kgの差をつけられていたリティ選手は「安堵のため息しか出ない」と振り返り、2018年大会の金、2022年大会の銀に続く自身3大会連続のメダル獲得で、NZの重量挙げ選手として史上初の快挙を達成した。表彰台後にはニュージーランド代表チームからハカが送られ、「泣くまいと必死だった」と目を潤ませた。
パラ自転車の女子タンデムB級スプリントでは、エマ・フォイ選手とジェシー・ホッジス選手のペアが、決勝2本目のレース中にオーストラリアペアの接触・転倒を巻き込む事故に見舞われながらも、リスタート後に見事金メダルを獲得した。このほか、砲丸投げのトム・ウォルシュ選手が銀メダル、パラ100メートル決勝ではアナ・グリマルディ選手が銅メダルを獲得するなど、この日だけでNZ勢に複数のメダルがもたらされた。
一方で明暗も分かれた一日だった。前日には、ウガンダの独裁者イディ・アミン元大統領の孫にあたるボクシング選手が、対戦相手への頭突きにより失格となる一幕もあった。開催中のグラスゴー大会でニュージーランド勢の活躍は今後も続く見通しで、国内では連日のメダルラッシュへの期待が高まっている。
