昨年昇給があった人の数は著しく少なく、仕事に対する信頼度を大きく低下させる要因となっている。
WestpacのMcDermott Miller Employment Confidenceという指標に基づく調査結果で、今年6月締め四半期の指標は102.8と、前期に比べて3ポイントも下がっている。指標が100を上回ると、悲観的感覚を抑え、仕事に対して楽観的な気持ちを持つ。
Westpacのチーフ・エコノミストは、労働者の収入が上がらないとき、仕事に対する信頼度も低下する、と説明している。「昨年給料が上がった従業員の数は、世界経済危機以来、最も低い数値となっている」と、チーフ・エコノミストのサティッシュ・ランコード氏。