ネルソンとクライストチャーチに支店を持つ店“Taste of Egipt”で、不正労働が発覚した。
もともとネルソン店でスタッフが週70時間も勤務しているのに、30時間分しか給料が支払われていないという周囲の声から、雇用問題を調査する期間ERAが昨年4月から調べていた。
調査が進むにつれ、最低賃金が支払われていない他、ホリデーペイ、年休等雇用者が受けるべき権利を無視しており、更に調査開始後に提出を求めた書類の内容が、雇用主側に都合良く偽造されたものであることも発覚。更に過酷労働を強いた上に労働者の働きぶりを店内カメラで監視していたことも分かった。
店のオーナー2名は、労働者に68,000ドル、そしてEmployment Act違反の罰金、調査費等で合計およそ91,000ドルの支払いを命じられた。