クライストチャーチのロス・ジョンストンさんは、朝自宅を出る時、道路一面に紙がばらまかれているのに気づいた。近寄ってよく見てみると、それは子供青年家族局とカンタベリー・ヘルスボードのヘッダーのある書類であった。
「生年月日、名前、住んでいる住所を見た時、『これはただ事じゃないぞ』と思いました。書類の大きな束が落ちているのに気が付きました。少なくとも30分はそこにあったでしょう」
ジョンストンさんは、約70枚を集めて地域のドクターの元へ届け、ヘルスボードはそれを収集した。ヘルスボードは収集の責任を負ったが、これらの書類の出所は独立したある助産師で、ヘルスボードが雇用していたわけではないとのこと。
カンタベリー・ヘルスボードでは、健康関連のスペシャリスト達が、患者達の個人情報扱いに常に注意を払うよう警告した。