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消防局長に「不信任」 内政大臣、重大インシデント隠蔽問題で対応迫る

ブルック・ヴァンヴェルデン内政大臣は9月17日、消防救急局(ファイア・アンド・エマージェンシー・ニュージーランド、FENZ)のケリー・グレゴリー最高経営責任者(CEO)に対し「不信任」を表明したと明らかにした。グレゴリー氏が「極めて重大なインシデント」について、1年間にわたり大臣への報告を怠っていたことが発覚したためだという。

問題となっている案件は2021年以前に遡るFENZの徴収金(レビー)制度の運用に関するもので、FENZ側はこの件をすでに自主的に重大詐欺局(SFO)へ通報したとされる。ヴァンヴェルデン氏はグレゴリー氏本人と理事会議長に不信任の意向を伝え、理事会に対して信頼を維持あるいは回復するための対応を数日以内に取るよう求めた。大臣はまた、FENZが徴収金の集め方について「自らが定めた法律に違反していた」とも指摘している。

この問題は国会の特権委員会でも取り上げられ、委員長は内部報告書の流出を受けて緊急会合を招集した。組織のガバナンス体制全般への疑問が広がっており、与党内からは消防行政の抜本的な見直しを求める声も出ている。理事会の対応と大臣の最終判断が今後の焦点となる。