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NZ住宅市場、30~40年で最長・最深の低迷 中央値は80万4303ドルに

不動産データ会社コタリティが発表した最新データによると、ニュージーランドの住宅市場は過去30~40年で最も長く、最も深刻な下降局面に入っている。

7月の全国中央値は80万4303ドルとなり、前月比0.3%の下落。

3か月前比では1%、前年同月比でも0.7%それぞれ下落した。地域別では、ダニーデンとクライストチャーチが0.2%上昇した一方、ハミルトンは0.2%、ウェリントンは0.5%、オークランドは0.6%、タウランガは0.7%それぞれ下落している。

不動産エコノミストのケルビン・デビッドソン氏によると、初めて住宅を購入する層が過去最高水準のシェアを占める一方、投資家の動きは鈍い。

低価格と豊富な売り物件は本来投資家に有利な条件だが、家賃の伸び悩みやレイト(地方税)・保険料の上昇に加え、総選挙の結果次第で資本利得税の導入や住宅ローン利子控除制度の扱いが変わる可能性を見極めようと、様子見の姿勢が広がっているという。

デビッドソン氏は、今回の全国的な「下降局面」は少なくとも過去30~40年で最も長く深いものだと指摘。「値上がりが再開するのはほぼ確実だが、それは来年の話になりそうだ」と述べた。売り物件在庫は高水準を維持し、当面は買い手優位の状況が続く見通しだが、投げ売りは少なく、売り手が言い値を大きく譲歩する必要には迫られていないとしている。