ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

ANZ銀行が住宅ローン金利を引き上げ 中東情勢の緊張がNZの資金調達コストに影響

ニュージーランド最大手のANZ銀行は8月4日、固定住宅ローン金利と定期預金金利の一部を引き上げると発表した。

住宅ローンは8月6日から適用され、6カ月固定が0.10ポイント上昇の4.79%、1年固定が0.20ポイント上昇の4.99%、18カ月固定が0.26ポイント上昇の5.45%、2年固定が0.20ポイント上昇の5.49%、3年固定が0.10ポイント上昇の5.59%となる。ウエストパックやキウイバンクなど他行も、7月初旬のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)が2.5%に引き上げられたのを受け、既に住宅ローン金利を引き上げている。

ANZの個人銀行部門責任者グラント・ナッキー氏は、世界的な不透明感を背景に卸売金利が上昇していることが要因だと説明。

「銀行は融資資金の一部を海外の卸売市場からの借り入れで賄っており、世界的な不確実性が調達コストを押し上げれば、住宅ローンなど貸出金利にも上昇圧力がかかる。ここ数カ月は中東情勢の緊張により卸売金利が大きく上昇し、海外からの資金調達コストが上がっている」と述べた。

一方、定期預金金利は8月5日から6カ月から2年物で0.10~0.30ポイント引き上げられる。6カ月物は3.55%となり市場最高水準になるという。次回のOCR決定は9月2日に予定されている。