最大野党である労働党のクリス・ヒプキンス(Chris Hipkins)党首は、現連立政権が進めるインドとの「包括的戦略的パートナーシップ」および自由貿易協定(FTA)の進展について公式に歓迎の意を表明しました。
ヒプキンス党首は「ニュージーランドが伝統的な市場依存(チャイナ・リスクなど)から脱却し、南アジアの大国であるインドとの経済・安全保障協力を格上げすることは、国家の長期的な利益に合致する」と評価しました。
しかしその一方で、ヒプキンス党首は現政権の甘い見通しに対して強い釘を刺しました。同氏は、インド側が期待している巨額の投資や酪農セクターでの実務的なコミットメントに対し、ニュージーランド側が国内ビジネス界の反発や財政難を理由に約束を果たせなかった場合、「ニュージーランドという国家全体の国際的な信頼性(パブリック・クレジット)が失墜し、今後の外交関係に深刻な悪影響(consequences)をもたらすことになる」と厳しく指摘。
ラクソン首相に対し、二国間対話の華やかな成果だけに満足せず、国内の産業界を巻き込んだ実効性のある具体的な国内プロセスの整備を急ぐよう強く求めました。
