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NZドルが2ヶ月ぶりの安値へ、米ドル高と国内の燃料価格問題が影響

ニュージーランドドル(キウイ・ドル)が、対米ドルで過去2ヶ月間の最安値となる1米ドル=約57.3米セントまで下落しました。

この下落は主にアメリカ側の経済状況(米ドル高)や世界市場の警戒感によるものですが、ニュージーランド国内の「燃料危機(価格高騰)」も心理的な重荷となっています。

現在、国内のガソリン価格(レギュラー91オクタン)は1リットルあたり約3.26NZドル前後で推移しています。これでもピーク時よりは値下がりしたものの、年初に比べると依然として非常に高い水準です。政府は燃料費負担を軽減するため、働く世帯に向けて週50NZドルの税額控除を導入しており、ガソリン価格が3NZドルを下回るまでこの支援を継続する方針です。

通貨安は、輸入製品(特に燃料)の価格をさらに押し上げるデメリットがある一方、乳製品や食肉などの主要な輸出産業にとっては利益が増える追い風にもなります。今後のNZ経済の動向を見極める上で、この通貨と燃料価格の動きが重要な焦点となっています。