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海外留学生の特別受け入れプロセス開始

政府が発表した海外からの留学生のための特別措置に基づいて、ニュージーランドの大学で勉強を続ける留学生受け入れの準備が開始された。

国内8つの大学を代表するユニバーシティ・ニュージーランドは、入国可能な194人の学生に連絡をとり、ビザ取得のプロセスを開始する。対象となった学生は、中国、英国、米国、インド、ベトナム、イラン、パキスタン、ナイジェリア、イタリア、フランスからで、彼らが入国できるかどうかは4週間以内に判明する。政府は、PhDおよびポストグラデュエートを修了するためにニュージーランドに再入国する250人の留学生を受け入れた。

ビザの取得、2020年の入学登録が条件で、また実質的な学習分野を履修している学生のみが対象となっている。科目としては、薬学、獣医学、エンジニアリング、実験科学で、ニュージーランドに居住しなければ履修や修了が不可能な場合のみ留学として承認される。

今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。

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