外国人留学生を狙った詐欺や恐喝が増えて問題となっている。特にインド人留学生達が標的となり、南オークランドで多く被害が出されている。
まずソーシャルメディアを通じて関係を築く所から始まり、その後人気の無い場所を連れ出され強奪されるのが、主流の手口で、性行為も含まれた犯罪行為も使われるという。
Manukau CityのSahaayta counselling service代表によると、インド人留学生の多くがニュージーランドの権利や義務や法律を理解していないため、犯罪や違法行為に巻き込まれやすいという。
また、彼らは十分な生活資金を持たずニュージーランドにやってくるものの、就職するのが厳しい状況だ。そのため、麻薬に手を染める、最低賃金未満で働く、風俗に走る学生も中にいるという。現在法律では外国人留学生が風俗に勤務するのは禁じられている。
Manurewa にあるNanaksar Sikh寺では、助けを求めるインド人留学生が増え続けており寺へ食事を頼りに足を運ぶ留学生が毎食100人程いるという。これ以上留学生がトラブルに巻き込まれないよう、各コミュニティやソーシャルサービスでは留学生に対し、現地での法律や権利についての説明やサポートを強化していくつもりだ。