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子ども達の眠りに問題はないか?

ある調査で、子ども達の5パーセントが、熟睡の妨げになる呼吸関連睡眠障害に悩まされているという概算結果が出た。オークランド単独で、1万5,000人の子ども達が小児性の睡眠障害を患っていると見積もられたが、国内全域での数値は不明である。

スリープ・ウェル・クリニックのアレックス・バートル博士は、大人のいびきはよく知られているが、子ども達の睡眠障害については認識が薄い、と語る。子ども達の症状は、大人とは異なり、必ずいびきであるとは限らない、と話すのは、オークランド・スターシップ・ホスピタルの呼吸器系小児科医リズ・エドワーズ博士。

「睡眠時無呼吸は大人のものであると考えられがちですが、気道に問題があって、睡眠が貧弱になることは子どもでもあり得ます」

オタゴ大学睡眠研究センターのアンジェラ・キャンベル氏は、「子ども達は私達の未来ですから、彼らの健康を気づかうことは何よりも大切です」と言う。GPが子ども達の睡眠トラブルとその対応を配慮する必要があると説明している。