政府が子供の肥満対策方針を明らかにした。健康省のジョナサン・コールマンは、ニュージーランドにおいて、肥満は今やタバコを凌ぐ大きな健康問題となっていると語る。ニュージーランドの大人の肥満者率は、OCED諸国の中でも3番目に高い。また9人に1人の子供が、肥満のカテゴリーに当てはまるという統計が出ている。
ドクター・コールマンは、この対応において注視すべきは、食事、環境、そして活動的であること、と説明している。新たな対応プランでは、B4スクールチェックで肥満とされた子供たちのうち95パーセントは、健康を扱う専門家達と会い、家庭での栄養の取り方、運動、生活習慣の見直しなどを話し合う。
B4スクールチェックとは、4歳児の無料健康チェックであるが、肥満防止対策は早くもこの年齢から開始される。ニュージーランドの児童肥満率はOECD国内で、ギリシャとイタリアに次いで高い。