過去1年間で、約7万3,000人のニュージーランド市民が出国し、そのうち26,000人が帰国しています。
例として、27歳の弁護士&コメディアンがホーイングァレイからメルボルンへ移住した理由を「生活費が下がり、給与が大幅に上がったから」と語っています。
オーストラリアではニュージーランドより高賃金で働ける機会が多く、生活コストも似た水準、あるいは低く感じる領域もあり、「移住の決断はほとんど迷いなくできた」との声。
ニュージーランドでの所得・住宅取得の難しさが強調され、「いつか子どもをここで育てたいが、現実的には経済的に厳しい」という発言も。
政府・専門家側からは、この若年層の流出が「才能や労働力の喪失」として将来の国内経済・産業にとって大きな懸念材料であると指摘されています。
