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産後ケア延長法案に懸念「現場はすでに逼迫」

ニュージーランドで、母親と新生児に最低3日間の入院を保障する法案が審議されています。現在の出産後48時間の入院支援を72時間に延長する内容で、国民党のキャサリン・ウェッド議員が提出しました。

法案は広く支持されていますが、各党の議員や関係団体からは「人手不足などで現行の産科サービスはすでに逼迫している」といった懸念も出ています。バース・トラウマ・アオテアロア代表のケイト・ヒックス氏は「趣旨は素晴らしいが、現場での実現性やリソース不足が課題」と指摘しました。

ウェッド議員は「政策導入後に必要なリソースが明確になる」とし、現在も看護師や助産師の人員増強に取り組んでいると述べました。法案は12月に初読を通過し、近く公聴会で意見聴取が行われます。