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高まる代替教員の需要

風邪とコロナ罹患により病欠する学校の教師が増えるにともない、代替教員の需要が著しく高まっている。

病気で出勤できない教師をカバーする代替教員が見つからず、クラスを分けたり、生徒を家に帰す学校もある。

先月ウェリントンのMt Cook Schoolでは、生徒を学校に来させず家に置いておくよう父兄に頼んでいる。学校の教師の半分がコロナに罹患したためだ。

特にオークランド、ウェリントンでは必要だが、クライストチャーチでも代替教員の需要が高まっている。

先週あるオークランドの学校では、教師全体の3分の1である12人が病欠している。

教師のいないクラスの生徒たちを別のクラスに入れたり、校長や副校長が教壇に立つこともあるという。

一般的に冬は病欠の教師が増えるが、今年はその傾向が2か月も早く見られ、これから本格的な冬を迎えるにあたり、さらなる教員不足が危惧されている。