ベイ・オブ・アイランズで開催されるマオリの新年を祝う「マタリキ・フェスティバル」は、政府からの資金援助が打ち切られたため、規模縮小を余儀なくされている。
主催者側は、文化遺産省からの資金提供が更新されないという連絡が遅れたことに不満を表明しており、人気のイベント「Te Tau Hou Māori light and waka spectacular」を中止せざるを得なくなった。このイベントは、光とワカ(マオリの船)のショーや花火などが特徴で、昨年は5000人以上が参加するなど、地域経済にも大きく貢献していた。
主催者側は、資金調達の難しさに直面しながらも、マタリキ・ドーン・クルーズを含む20以上のイベントを企画しており、マオリの伝統文化を広く知ってもらう機会を提供する。フェスティバルは6月21日から7月14日まで開催される。