ベイオブアイランドのマタリキフェスティバルのイベントとして開催されたマヌマスターは今年で4回目。ユニークなスタイルで飛び込む参加者があげる水しぶきを、多くの観衆が楽しんだ。
今年初の試みとして、2レベルの飛び込み台が設けられた。最高で4.3メートルの高さから、14.5度の冷たい水の中に飛び込む。
また5月に亡くなった本イベントのまとめ役、ティム・"スティック"・グラント氏のために、1分間の黙とうに代わり、彼によりふさわしい30秒の拍手喝采が行われた。
8歳から63歳の30数人の参加者は、飛び込みのスタイル、水しぶき、ワイルア(スピリット)を審査員に判定され、トップの8人が決勝戦に挑む。
今年の優勝者クリー・スミスさんは30歳。シェフでトランポリニストでもあり、現在は専業主夫。
スミスさんの勝利の秘訣は、「練習、練習だぜ」だそうだ。
前夜はワイタンギに1000人以上がマオリの新年マタリキを祝うために集い、カイ(食事)、音楽、子供向け遊具、ビーチでのたき火、花火などを楽しんだ。