9月9日午後、オークランド西部マウント・アルバートのボールドウィン・アベニュー駅で、少年が列車にはねられて死亡した。警察は午後3時半前に通報を受けて現場に急行。オークランド市警のケリー・ワトソン警部は「遺族にとって非常につらい知らせになる」と述べ、近親者への連絡を進めたことを明らかにした。当夜は駅で泣き崩れる家族の姿も見られた。
事故当時、プラットホームには複数の高校生がいた。警察はすでに多くの生徒から聞き取りを行っており、「まだ話を聞けていない目撃者は連絡してほしい」と呼びかけている。現場周辺にはマウント・アルバート・グラマー・スクールの生徒が多く、同校のパトリック・ドラム校長も警察の規制線の内側で対応にあたった。乗客の一人は、運転士が線路上の人影に気づいて急ブレーキをかけ、車両が脱線したと証言している。
この事故の影響で、西線(ウエスタン・ライン)では列車の運休や遅延が相次いだ。オークランド交通局(AT)は10日朝も一部列車の運休を見込むとして、利用者に対し、出発前に運行情報アプリや経路検索で最新の状況を確認するよう求めた。学校や地域では、事故を目撃した生徒らへの心理的なケアが課題となっている。事故の詳しい原因については、警察と関係機関が調べを進めている。
