NZ北島ワイカト病院で、入院患者がトイレ内で死亡しているのが見つかり、保健当局が死因究明のためのレビューを開始したことが分かった。保健機関ヘルス・ニュージーランドによると、患者は8月中旬、外科病棟のトイレ内で「予期せず死亡」しているのが発見された。同機関ワイカト地区の代行運営責任者ゲイリー・ホップグッド医師は「ご遺族に深く哀悼の意を表する」としたうえで、「院内で予期せぬ死亡が発生した場合は必ず経緯を確認するためのレビューを行う。手続き完了前のため、これ以上の詳細は明らかにできない」と説明した。当該病棟は当時、人員体制に問題はなかったという。
同病院を巡っては今年6月にも、救急外来で9時間以上待たされた末に男性患者がトイレ内で死亡する事案が発生している。この件については既に初期レビューが行われ、「突発的で予期せぬ事案」と結論づけられ、「追加の経過観察を行っていたとしても結果は変わらなかった」とされていた。半年余りの間に同種の事案が相次いだ格好で、同病院の患者観察体制や施設面の課題に改めて注目が集まっている。NZでは看護師らが医療現場の人員不足や資金不足を訴える集会を開くなど、医療体制への不満も表面化している。
