7月28日午後10時半ごろ、ウェリントンやカピティ、マナワツ、パーマストンノースなど北島南部を中心に、夜空を横切るオレンジ色の火球が目撃され、轟音を聞いたとの報告が相次いだ。
目撃情報はオークランドやベイ・オブ・プレンティにも広がり、火球監視団体「ファイアボールズ・アオテアロア」には多数の目撃情報が寄せられた。
SNS上では「ロケットのような音」「線路を外れた列車と雷が混ざったような音」といった声が上がり、動物への影響を訴える投稿も相次いだ。ある投稿者は「うちの牛が興奮して大変だった」と述べ、別の飼い主も家畜が動揺した様子を伝えた。
ラジオ番組「マーカス・ラッシュ・ナイツ」にメッセージを寄せたリスナーは、「火花の尾を引きながら落ちていく巨大な火球を見た。あんな光景は初めてだ」と興奮気味に語った。オークランド南部マヌカウを車で走行中に目撃したという人もいた。
ファイアボールズ・アオテアロアによると、7月26日の日曜にも南島上空で別の火球が観測されており、同団体のスティーブ・ウィン=ハリス氏は、カンタベリー東方沖に落下した可能性が高いとの見方を示している。今回は真冬の寒波のさなかの出来事で、澄んだ夜空が幻想的な天体ショーを一段と際立たせる形となった。
