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熊本地震、死者34人に 現地在住のNZ人「怖いのは終わりが見えないこと」

7月28日午後4時半ごろ、九州の熊本地方をマグニチュード7.1の地震が襲った。

死者は当初13人とされていたが、その後の集計で34人まで増加。約3万6900戸が停電し9500戸でガスが止まったほか、9000人以上が500か所を超える避難所に身を寄せた。新幹線は運休、空港の運用にも支障が出たほか、熊本城も損傷を受けた。

被害が最も深刻だったのは鹿島市のイオンモールで、ガス漏れによる爆発とみられる事故で2階部分が崩落し、多数の人が瓦礫の下に取り残された。近隣の日本製紙の工場でも煙突が倒壊して7人が生き埋めとなり、救助された11人のうち9人の死亡が確認されている。

熊本に約3年間暮らし英語を教えているクライストチャーチ出身のニュージーランド人、ミーガン・ウィルソンさんは、地震発生時に母親とビデオ通話中だった。「怖いのは、どれくらい続くのか、もっと強くなるのか分からないこと。余震の可能性があるのも本当に怖い」と振り返った。自宅はモールから車で30分の距離だという。

高市早苗首相は「まだ救助を待っている人がいる。時間との闘いだ」と述べ、猛暑が続くなか避難所への冷房用電源確保や物資配布を急いでいる。捜索は4日目に入り、生存率が下がるとされる重要な局面を迎えている。