シカゴで行われたテストマッチ、オールブラックスは74対6で、アメリカ合衆国ナショナルチームを下した。
ニュージーランドチームは合計で12のトライを決めた。前半でのソニー・ビル・ウィリアムス、ジュリアン・サヴェアの活躍が大きい。
コリー・ジェーンもトライに貢献した一人だが、膝腱を負傷して退場した。年内残りの試合には欠場が予想される。
他にもトライを決めたネイサン・ハリスが足首を負傷して退場、さらにウィリアムスも腰を痛め選手交代となった。
勝利と引き換えに、多くの負傷選手を出したが、スティーブ・ハンセンコーチのコメントンでは、英国トゥィックナムで行われる次の試合に出れないのは、ジェーンだけのよう。
オールブラックスがアメリカ合衆国で試合をしたのは、これまで1913年と1980年の2回だけ。今回ニュージーランドのキャプテンを務めたキーラン・リードは、歴史的な国の代表試合に出場できて感激、と語った。
試合があったソルジャー・フィールドはすごい熱気だった、とリードも興奮。
6万1,500人の観客数は、米国でのラグビーの試合としては過去最高入場者数となった。