イーデンパーク・スタジアムで行われたブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズとオールブラックスの最終戦は、15対15の引き分けで終了した。
ホームグラウンドであるイーデンパークでのオールブラックスの不敗記録38年は引き続き更新されるが、ライオンズに対してのテストシリーズは1対1のドローを記録した。
前半40分は、12対6とオールブラックスのリードで終了。オールブラックス・デビューを飾った2人の新人、ジョーディ・バレットと彼のハリケーンズのチームメイトであるナニ・ラウマペが、それぞれトライを決める大活躍で観客を沸かせた。しかしながら後半1分で、ライオンズはエリオット・ダリ―が遠距離のペナルティキックを見事に決め、試合の流れを変えた。
更にジェローム・カイノが、ライオンズのアルム・ウィン‐ジョーンズに危険なタックルでイエローカードとなり、10分間の退場。この間オールブラックスは14人でライオンズと戦うことを余儀なくされた。
その後ライオンズはエリオット・ダリ―のペナルティキックで12対12と追いついたが、終了15分前にボーダン・バレットのペナルティキックが15対12と、追いすがるライオンズを引き離した。
しかし終了間際の77分に、オーエン・ファレルがキックを決めて、ゲームは15対15のドローで終了した。