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ハンタウイルス発生のクルーズ船からNZ人が帰国へ:保健省は「万全の体制」を強調

南大西洋を航行中だったクルーズ船「MVホンディウス」内で、稀な感染症であるハンタウイルスが発生し、3名の死者が出ています。この船に乗船していたニュージーランド人1名が明日帰国する予定であり、ニュージーランド保健省は国内への流入防止に向けた準備が整っていることを発表しました。

クルーズ船はスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に到着しました。乗船していたニュージーランド人は、明日の早朝にオーストラリア政府の救援機でパースを経由し、ニュージーランドへ帰国する予定です。

公衆衛生局のコリーナ・グレイ博士は、「この状況は新型コロナウイルスのようなパンデミックとは異なる」と述べ、過度な不安を抱かないよう呼びかけています。帰国者はWHOのガイドラインに基づき、専門家による健康状態の評価を受け、必要に応じて最長42日間の隔離(クアランティン)措置が取られる可能性があります。

ハンタウイルスは通常、ネズミなどの齧歯類の排泄物を介して感染しますが、今回のケースでは人間同士の「濃厚かつ長時間の接触」による極めて稀な感染が疑われています。保健省は、一般市民への感染リスクは非常に低いとしています。

政府および保健当局は、国際機関と連携して帰国者のサポートと国内の安全確保に全力を挙げています。