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インド式お見合い結婚とパートナービザ

ニュージーランドファースト党の代議士が提案した、インド人に対するパートナービザの変更に対して、オークランドのインド人協会は、激しい批判の声をあげている。

通常は12か月一緒に生活していない限り、パートナーとは認められないのが基本だが、伝統的なお見合い結婚の習慣を考慮して、インド人に対しては、この規定は除外されている。ニュージーランドファースト党のシェーン・ジョーンズ氏は「例外を作って、故郷の村人全体をニュージーランドに連れてくるようなことは許せない」と、インド人に対しても通常通りのパートナーの定義を適応すべきだと辛辣に批判した。この除外が廃止された場合、お見合いで正式に結婚したインド人夫婦もパートナーと認められなくなる。オークランドのインド人協会のリーダーはこれを受け、「私たちの文化は、ニュージーランド人の文化とは異なります。ここでは、カップルは3年も4年も付き合い、そして結婚しますが、インドではそうではありません。ふつうは結婚の2,3か月前まで自分が誰と結婚するのかわからず、結婚前に一緒に住むこともありませんし、手を握ったり、キスしたりももちろんありません。結婚してから始めて新生活が始まるのです。」と、語っている。