国内最大のリンゴ生産地であるホークスベイで、季節労働者が足りないことを政府は公に宣言した。
これにより、観光ビザでニュージーランドを訪れている人が、条件付きで果樹園などで働けるビザに切り替えることが可能になる。この措置は期限付きで、2月25日から4月5日の期間内で適用される。今年のホークスベイでの収穫ピークは、3月半ばまでと予測され、社会開発省は、300人から400人の人出不足を見積もっている。今後の協議により、この期間が延びる可能性もあるという。
政府は「ニュージーランド人の雇用優先」方針を継続しており、2018年10月以来、果樹園でのピッキング、パッキング職では、215人以上が雇用されている。
Work and Incomeでも、トレーニング、移送、宿泊施設、装備などの面で積極的にサポートを行っている。