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学校批判スピーチの少女停学に

ホークスベイに住む15歳のアネラ・プリットカードさんは、授業課題のスピーチをした後、通学しているネイピア・ガールズ・ハイスクールから、授業に出席することを拒否された。
この課題は、強い意見を持っていることをテーマに、説得力のあるスピーチを書くというもの。

アネラさんは、そのスピーチの中で、終わりがないように思える大量の課題、ワークシートを疑問視している旨を述べ、フェイスブックにポストした。生徒は勉強よりも、税金の納め方、仕事の探し方を学習するべきで、学校のシステムは間違っている、というのがアネラさんのスピーチの内容。

「私がこのスピーチをした後、先生はちょっと悲しげな顔をして教室を出てゆきました。その翌日学校から家へ帰って、父から、スピーチのせいで私は停学になったと聞かされたのです」と、彼女はフェイスブックで語っている。

「このニュースを聞いて私は、後悔というよりも、むしろ自分を誇りに思いました。誰かが自分の声を聞いてくれた。でも同時に、怒りも感じました。ニュージーランドは、自由にスピーチできる国と思っていましたから」

アネラさんの父親は、娘を全面的にサポートする意志をメディアで語っている。