ボルドー、ヴェローナ、ナパバレーなど、ワインで名高い都市は世界にもいくつかあるが、ホークスベイもその一つに名を連ねることになる。
South Australia Great Wine Capitals Settering Committeeのジョー・コリンズ氏は、会に属する既存メンバーがホークスベイを同会のメンバーに加えることに賛成したと発表。
サイクロン・ガブリエルの打撃から立ち直りかけているホーススベイにとっては、大いに励まされるニュースだ。
アールデコの建築でも人気のあるホークスベイは、ワイン農園でのランチとワイン貯蔵庫をめぐるサイクリングツアーで多くの観光客を魅了し、毎年NZ$620ミリオンドルをこの地域にもたらす。
ホークスベイは、国内でも最もワイン作りに適した土壌と気候に恵まれた土地で、毎年4万トンを超えるぶどうを生産し、200を超えるぶどう農園、125を超えるワイン生産業者、30を超える貯蔵庫を有する。
委員会のコリンズ氏は、「選定の基準は、その地方のワインの品質、世界的な認知度、ぶどうとワイン生産への揺るぎない努力、断続的な旅行者の訪問と彼らへの教育が挙げられます」と語る。
会の目的は、お互いをライバルとみなすことではなく、ワインと観光の世界的な拡大にメンバー同士で協同することであるという。
- 本ネットワークの他のメンバーは以下の通り。
- ・アデレイド (南オーストラリア)
- ・ビルバオ、リオハ (スペイン)
- ・ボルドー (フランス)
- ・ケープタウン、ケープワインランド (南アフリカ)
- ・ローザンヌ (スイス)
- ・マインツ (ドイツ)
- ・メンドーサ (アルゼンチン)
- ・ポート (ポルトガル)
- ・サンフランシスコ、ナパバレー (アメリカ合衆国)
- ・バルパライソ、カサブランカバレー (チリ)
- ・ヴェローナ (イタリア)