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解任された教師、差別の訴え

教育実習生であったサンドラ・マルクスさんは、2013年5月サザン・クロス・キャンパスで解任されたが、彼女はこれを、自分がヨーロッパ出身であることを差別され、不当な解雇及び職場苛めとして、Employment Relations Authorityに訴え出た。

マルクスさんの家族の一人が亡くなった時、マオリや太平洋諸島出身の教師達の親せきが亡くなった時と同じようには悼んでくれなかった、と申し出ている。

新しい教師が赴任した時にポウフィリ(マオリの儀式)に出席しなかったことを非難され、宗教が違う事で異なる扱いを受けたと、彼女は訴えた。

この南オークランドの学校には1,500人以上の学生がいるが、その大半はマオリと太平洋諸島出身者が占めている。

訴えを受けたEmployment Relations Authorityは、当初の決断では、マルクスさんの申し出を、時間が経ちすぎているとほとんどを却下したが、不当解雇と苛めに関しては再検討する。