ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

パセリの切り方が悪くてカフェをクビに

ダニーデンの警察署のカフェで働いていたある女性が、パセリの切り方を誤ったとして不正に解雇された。

2016年7月カレン・スミスさんは職場のカフェのキッチンで、ボスのスコット・マックレーモア氏に何をしているか問われた時、「パセリを切っています」と答えた。
マックレーモア氏は、この時彼女は16インチの包丁を使ってまな板の上でパセリを切っていたが、このまな板は台と台の間に置かれており、まな板の主要な面は何も支えられていない状態であったと主張している。その翌日、スミスさんは違法な行為と健康と安全のポリシーを無視したという申し立ての手紙を渡された。
法廷では、マックレーモア氏が用いたのは健康と安全のガイドラインでもカフェのポリシーでもなく、ニュージーランド警察が提供するコントラクターのための安全基準であり、スミスさんの解雇は不正であると判決を下した。

これによりスミスさんは、解雇により失った給与と尊厳の喪失による賠償金として9万7,000ドルを受け取ることとなった。