ニュージーランドに住んでいると家の近所にけっこう森とか草原がありますね。
でも、そこが私有地なのか、それとも大きな公園や国が所有している公共の土地なのかわからないことってけっこうありませんか?
「ここ勝手に入って怒られないかな...」と思いながら歩くのも気が引けるし、どうせなら歩いていい土地なのか確認してから歩きましょう。
今回、紹介するのはニュージーランド政府が運営する土地の所有権や、キャンプサイトを確認できるウェブサイトWalking Access Mapping Systemを紹介します。
知りたい地域の住所を入れるだけ
Walking Access Mapping SystemはGoogleマップのように見たい場所の住所を入れるだけで、その地域の情報が表示されます。
試しにオークランドの中心地、Queen StreetとVictoria Streetの交差点を中心を見てみましょう。

紫色の線が道。黄緑がPublic Reserve Land、つまり公共の土地です。
左上の大きな黄緑はVictoria Parkです。いろいろ見てみたのですが、Albert ParkやThe Domainなどの公園は色が付いていないことが多いです。
今度は別の場所、Waiheke islandのメインストリートOceanview Roadを見てみましょう。

ポツポツとPublic Reserve Landがあるのがわかりますね。
キャンプをしたい人にも便利
この地図は環境省(DOC)が運営しているキャンプサイトなどの情報が載っています。 今度はCape Reingaの周辺をこの地図で見てみます。

幾つかキャンプサイトのマークがあるのわかりますか? これらは国が作ったキャンプサイトなのでここでテントを張っても大丈夫です。赤い線はトレッキングコースです。
まずは家の周りを見てみましょう
まずは自分の周りにどのくらいPublic Reserve LandやConservation Landがあるのか、調べてみると面白いと思いますよ。新しいウォーキングコースを見つけられるかもしれません。
家探しをするときも、周りがどんな環境なのかを知る1つの手がかりになりますね。
Walking Access Mapping Systemでは上で紹介した情報以外にも釣りやカヤックの情報も登録されているので、ぜひブックマークしておきましょう。
※注意:このサイトはスマートフォンなどでは見ることができないのでパソコンで見るようにしてください。