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にがり要らず!豆だけで簡単に作れる激うま豆腐の作り方

にがり要らず!豆だけで簡単に作れる激うま豆腐の作り方

皆さん豆腐食べてますか?
日本ならどこのスーパーやコンビニでも手軽に買える豆腐もニュージーランドに住んでいると日本ほど気軽には買えませんね。アジアンショップはもちろんPAK'nSAVやCountdownでも買えなくはないんですけど、何となく気が引けるのは僕だけでしょうか。

そんな中、先日友人が「にがりを使わない豆腐の作り方」を教えてくれました。
自分でも何度か作ってみたところ、すごく簡単で、しかも安く作れたので皆さんにも紹介したいと思います。

にがりを使わない豆腐の作り方

  1. 前日か当日の朝、水に浸す

    まずは乾燥したひよこ豆(Chick Peas)をカップ1杯用意して、ボウルや鍋に入れます。
    そして1-2回水で軽く洗ってください。そのあと豆の高さ+2-3cmのところまで水をはります。豆は数時間すると水を吸って二回りくらい大きくなります。

    できれば前日の夜。遅くとも当日の朝、水に浸けましょう。

  2. ミキサーなどで豆を潰す

    1度ザルなどで水を切って、カップ2杯分の水と一緒に豆をミキサーやフードプロセッサーなどで潰します。出来るだけきめ細かく滑らかなクリーム状になるようにしましょう。

    我が家はハンドミキサーしかないため、1回では混ぜられないので2度に分けてやりました。

  3. おからと豆乳に分ける

    本来、豆腐を作るときはこのクリーム状にした豆腐を沸騰したお湯に入れますが、このひよこ豆を使った豆腐ではその作業を行いません。

    おからと豆乳に分ける

    ミキサーにかけたクリーム状の豆をいきなりおからと豆乳に分けます。
    教えてもらったレシピではザルに手ぬぐいを濾すんですけど、手ぬぐいがなかったのでスーパーマーケットでも売っている布(写真参照)を2つに折って濾しました。

    濾すときはできるだけおからに水分が残らないようにしっかり絞りましょう。

  4. 豆乳を中火でゆっくり煮る

    豆乳を中火でゆっくり煮る

    全部濾したら、豆乳を鍋で煮ます。
    火をかけていくとどんどん豆乳はとろみが出てきますので、焦げないように常にヘラなどでかき混ぜましょう。

    ドロッとしてきたら1度味見をして、生の豆独特の青臭さがなくなっていたら火から離します。

  5. 容器に入れて冷ます

    容器に入れて冷ます

    火から離したらすぐに容器に入れてあら熱を取りましょう。
    だいたいカップ1杯の豆とカップ2杯の水で、500gのバターの容器1個分の豆腐とおからが出来上がります。

    大きい容器1つだとなかなか豆腐の真ん中のあら熱が取れないので、我が家ではあら熱が早く取れるように容器を2つに分けています。
    だいたい30分か1時間であら熱は取れて固まってきます。

  6. 盛りつけて完成!

    あとは醤油やネギ、ショウガなど好みの薬味をかければ出来上がりです。

    盛りつけて完成!

    豆腐は冷蔵庫で冷やして食べても美味しいし、あら熱が取れた少し温かい状態で食べても豆の味が濃く感じて美味しいですよ。

ぜひ1度試してみてください!

豆腐の食感はごま豆腐のような感じで、味も大豆ではないので少し違います。
でも、すごく濃厚でクリーミーなのできっと病みつきになるはずです。

ひよこ豆はスーパーマーケットで500gで3ドルくらい。これでだいたい豆腐を3回作れてます。さらにその都度おからもできるので、ハンバーグやおから餅、クッキー、スコーンなどいろいろ形を変えて楽しむことが出来ます。

豆腐は薬味を載せておかずにすることも美味しいし、きな粉や黒蜜をかけてデザートとして食べるのもオススメですよ。黒蜜は黒砂糖の代わりにDark Cane Sugerを使って作れるのでぜひ挑戦してみてくださいね。

記者プロフィール

長田雅史

長田雅史

おさだ まさふみ

TOEICスコアたった315点で2005年にニュージーランドに渡航。その後、永住権を取得し現在はウェリントンで「日刊ニュージーランドライフ 」を運営・執筆をしています。

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