ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

ボランティアシリーズ第二弾! 老人ホームでボランティアしてみて。

皆さん、こんにちは!! 以前、保育園でボランティアした記事を書かせて頂いたのですが、今回は老人ホームでのボランティアについて書かせて頂きます。

DSC 0364

私は祖父が老人ホームに入所していて、祖父に会いに行く度に職員の皆さんの働きぶりや笑顔での対応をすごく尊敬していました。なので、ニュージーランド滞在中に老人ホームでのボランティアも1つの目的でした。保育園でのボランティア終了後、老人ホームを近くで探したのですが、ちょっと大きい老人ホームだったので飛び込みは無理かも…とホストマザーに言われ、ホストマザーが老人ホームに連絡してくれました。
その後、面接にいきました。そこで、身元保証人を3人記入しないといけなかったのですが以前、ボランティアしていた保育園の主任の先生が保証人になってくれました。今でもすごく感謝しています。

DSC 0367

私はデイケア部門でボランティアさせて頂く事になりました。(後から聞いた話だと、本当はキッチンの予定だったみたいですが、デイケア担当の職員の方の計らいによりデイケア担当に配属となりました)
私は平日週5日の朝9時から夕方4時までボランティアさせていただきました。主にデイケアの職員の方の補助で週のプランを利用者さんに配ったり、食事の介助、アクティビティの準備などをしました。
ピアノを弾いたり、利用者さんのニッティングクラブに参加したりもしました。
面白いなぁと思ったのは毎週金曜日にハッピーアワーがあり、その時は利用者さんにお酒が一杯振る舞われ、ボランティアのミュージシャンが毎週来て色んなミュージシャンの音楽が聞けたり、アニマルセラピーがあり子犬を2匹毎週連れてきて利用者さんと触れ合い子犬の成長を見守るということもありました。

DSC 0368

毎日関わることにより、利用者さんと仲良くなり夕方、帰る前に利用者さんのお部屋に行き、お喋りを楽しむこともよくありました。利用者さんの中には第二次世界大戦後、兵士として日本に来て日本の様子を写真に撮り、それを今でも大切に持っていて見せてくれる方もいました。終戦直後の原爆ドームや、猫や犬を一匹も見なかった…など衝撃を受ける内容もありましたが、日本人として貴重な話を聞けて本当に良かったです。利用者さんのお部屋も各自すごく個性に溢れていて、お邪魔するのが楽しかったです。

DSC 0370

ボランティアするなかで、私の英語力のせいでうまく利用者さんの気持ちを汲み取れなかったり悔しい思いもしましたが、それ以上に利用者さんの暖かい気持ちや笑顔にこちらが元気を頂いていました。また、利用者さんの死も避けては通れない物で何度かお別れしましたが、これは慣れるものではありませんでした。しかし、人の命は儚いもの、私も毎日を大切に生きていこう、とあらためて思いました。
ボランティアは無給ですが、お金には変えられない経験を得ることが出来るのでお薦めしたいです。日本人が私一人だったので、職員の方や利用者さんに言葉の面では迷惑をかけましたが、日本人が大好きになったと嬉しい言葉も掛けて頂きました。
老人ホームでボランティアすることにより、私の人生も豊かになったように感じます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

 

記者プロフィール

めぐみん

めぐみん

過去にニュージーランドでワーホリをし、再び学生ビザで戻ってきました。

ニュージーランドの良いところを沢山紹介できたらなと思います。

この記者の記事一覧