最近、ウェリントンの中心部から郊外へ引っ越しました。。今回は、ニュージーランド内での引っ越しで大変だったこと、そして良かったことについてご紹介します。
郊外に引っ越した理由
私たちが郊外に引っ越した理由は、やはり家や土地の広さ、そして価格の違いでした。シティの中心部は非常に便利ですが、家や土地の価格が高く、日当たりや住環境にも限界があります。その点、郊外では同じ予算でより広々とした家を探すことができました。今回は「タウンハウス」を選びました。タウンハウスとは、複数の住宅が横に並び、それぞれが独立した住まいを持ちながら壁を共有している形の住居です。日本の長屋に近いイメージですが、庭や駐車場が付いていることも多く、私たちの新しい生活にはちょうど良い形でした。
NZでは自力での引っ越しが定番?

ニュージーランドで引っ越す際、多くの人が驚くのは「業者に頼まずに自力で引っ越しをする」という点ではないでしょうか。もちろん業者に頼むことも可能ですが、費用がかなり高額になります。そのため、多くの人は小型トラックやトレーラーをレンタルし、自分たちで荷物を運びます。私たちも家族や友人に手伝ってもらいながら、慣れない作業に大忙しでした。重たい家具を運ぶのは大変でしたが、皆で協力して引っ越しを乗り越えたことは良い思い出となりました。日本のように業者にすべて任せられる環境に慣れていた私にとっては新鮮であり、大変さと同時に達成感も味わうことができました。
家具探しの苦労
引っ越しで次に大変だったのが家具探しです。実は今回が2回目の引っ越しなのですが、前回はFacebook MarketplaceやTrade Me、セカンドハンドショップを利用して家具を揃えました。しかし中古の取引は、急なキャンセルや写真では分からなかった破損などトラブルが多く、想像以上に苦労しました。そこで今回は新品を購入することにしました。価格は高めでしたが、その分安心して使えるものが手に入り、引っ越し後のストレスが大幅に減りました。ニュージーランドでは中古市場も盛んですが、皆さんが利用する際は注意することをおすすめします。
引っ越して良かったこと
もちろん大変なことばかりではなく、引っ越して良かったこともたくさんあります。その一つが「日当たりの良さ」です。市街地のマンションは周囲に建物が密集しているため、部屋に光が入りにくいことが多く、特に冬場は寒く感じました。しかし郊外の家は一軒家や平屋が多く、周囲との距離が広いため、部屋の中に自然光がたっぷり入ります。私たちの新しいタウンハウスも例外ではなく、リビングが明るくなり、一日の生活の質(QOL)が格段に上がりました。朝日が差し込むリビングでコーヒーを飲む時間は、以前の生活では味わえなかった贅沢です。
まとめと感想
ニュージーランドでの引っ越しは、日本とはかなり違う点が多く、最初は戸惑いました。自力での引っ越しや中古家具の取引など、不便さを感じる場面もありましたが、その分「自分たちで新しい生活を築いている」という実感が強く得られました。郊外での生活は静かで落ち着いており、自然も近くに感じられるため、私たちにとって大きなプラスとなっています。これからも新しい家での生活を楽しみながら、ニュージーランドならではの暮らしを発見していきたいと思います。




