2015年のオープン以来、オークランドで人気を博している2軒の猫カフェ。ロトルアにも登場していたのはご存知ですか? ニュージーランドの最新猫カフェ事情をご紹介します。
純血種と保護猫が同居する新しいタイプの猫カフェ
2015年11月、オークランドのノースショアにお目見えしたニュージーランド初の猫カフェ「キャットラウンジ」。その後、同年12月、オークランドのシティ中心部に第2の猫カフェ「バリスタ・キャッツ」がオープンし、2年経った現在もどちらも人気を博しています。
それを受け、2016年12月、ロトルアにも猫カフェ「ファンシー・ミャオ」が登場。オークランドで猫カフェを訪れたオーナーがそのアイディアに感銘を受け、ニュージーランドを代表する観光地のひとつであるロトルアにも旅行者・地元住民がともにくつろげるスペースを作りたいと思いついたそうです。
オークランドにある2軒の猫カフェとの違いは、ここがニュージーランド初の「純血種猫カフェ」であること。同店には現在14匹の猫が在籍し、ラグドール、ブリティッシュショートヘア、マンチカン、ベンガルなど種類もさまざま。ほかに保護施設から引き取ってきた猫や、オーナーがもともと飼っていた猫たちもおり、どの猫たちが接客を担当するのかは、その日の猫のコンディションや機嫌によって決めているそうです。
セッションは1ドリンク付きで1時間
「ファンシー・ミャオ」の猫たちは最年長が2歳6カ月、最年少が3カ月で、若い猫と子猫が中心。活発で遊び好きなので、店内でゲストと一緒に楽しく過ごしている様子です。セッションタイムは1時間で、好きなソフトドリンク(ホットもしくはアイス)1杯が付いて大人NZ$15、子供(12歳以下)NZ$10。店の混雑状況にもよりますが、時間延長も30分NZ$5で可能です。ウォークインOKですが、待つこともあるので予約をすると確実です。
猫が嫌がらなければ抱っこはOKですが、12歳以下の子供が猫を抱っこするのは禁止です。また猫たちがいるエリアに入る前に備え付けのハンドサニタイザーで手の消毒をすること、食べ物を猫に与えないこと、写真撮影の時はフラッシュを使わないことがルールとして定められています。
「ファンシー・ミャオ」では猫の保護活動にも力を入れており、今後、里親探しのイベントなども開催する予定だそうです。
ウェリントン、クライストチャーチにも猫カフェが!
2017年11月18日、ウェリントンに保護猫カフェ「Neko Ngeru Cafe」がオープンしたばかりで、2018年2月頃にはクライストチャーチにも猫カフェ「Catnap Cafe」がお目見えする予定。仕事や勉強につかれたときは、かわいい猫たちに癒されに出かけてみませんか?
ファンシー・ミャオ/Fancy Meow Cat Cafe
- 営業時間:
- 10:30~18:00(金・土曜~18:30)
- 定休日:
- 火曜
- 料金:
- 大人NZ$15、子供(12歳以下)NZ$10、5歳以下無料
- ※制限時間1時間で1ドリンク(コーヒー、紅茶、ジュース)付き。5歳以下のドリンクは別途。
- URL:
- http://fancymeowcatcafe.co.nz/
- 電話:
- 07-460-6868
- 住所:
- 1210 Arawa St., Rotorua