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ウクライナ紛争避難者への支援 ーNZドルで寄付できる団体ー

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般のウクライナ紛争でたくさんの子供を含む避難者が出ているという報道を見聞きし、寄付をしたいけれどどこで寄付できるのか分からない、という方もいるのではないでしょうか。(私がそうでした)

NZドルの寄付を受け付けている団体を以下にご紹介します。

なお寄付金の一部は、IRDが定めるいくつかの条件を満たせばタックスリターンで還付してもらうことが可能です。

UNICEF Aotearoa NZ(国連児童基金ニュージーランド)

子供達や家族に焦点をあてた人道支援を行っています。寄付金1ドルにつき87セントが直接支援に使われます。

支援内容:救援物資(食料・水・寝具・その他必需品等)の配布、緊急のトラウマケア、医療サービスの提供、暴力・搾取・虐待からの保護、教育キットの提供、親や家族と離れ離れになってしまった子供の保護など。

現地の様子やより詳しい活動内容は《日本ユニセフ協会》のホームページからも確認できます。

◎寄付方法◎

*ウェブサイトからデビットカードまたはクレジットカードで寄付

*銀行振込

口座情報はこちらをご確認ください。
"Reference"の欄に「Ukraine」と記入するとウクライナへの支援に使われます。

Save the Children

子供達の命や権利等を守るための支援を行っています。寄付金1ドルにつき90セントが子供達の支援に使われます。

支援内容:救援物資の配布、メンタルヘルスケア、生活支援のための現金・バウチャー支給、教育支援、Child Friendly Space(こどもひろば)の設置など。

「こどもひろば」とは、子供達に安心して遊び・学習・自己表現できる場所を提供することで子供らしくいられる時間を取り戻し、生活の立て直しを支援する活動です。

◎寄付方法◎

*ウェブサイトからデビットカードまたはクレジットカードで寄付

New Zealand Red Cross(ニュージーランド赤十字社)

寄付金は100%、ウクライナおよび近隣諸国の赤十字国際委員会に送られ、人道支援に使われます。

支援内容: 一般市民の保護や心のケアを含むサポート、救援物資の配布、病人やケガ人の救命救急処置、離散してしまった家族の再会支援など。

より詳しい活動内容は《日本赤十字社》のホームページからも確認できます。

◎寄付方法◎

*ウェブサイトからデビットカードまたはクレジットカードで寄付

*全国各地にあるサービスセンターまたはショップにてEFTPOSで寄付

*銀行振込

口座情報はこちらからご確認ください。
"Code"の欄に「Ukraine」と記入するとウクライナへの支援に使われます。

このほか、電話やASB銀行窓口での寄付も可能です。

International Rescue Committee(国際救済委員会)

1933年にアルベルト・アインシュタインによって設立された組織で、紛争等で人道的危機にある人々の救出や生活再建を支援しています。寄付金1ドルにつき87セントが直接支援に使われます。

支援内容:ウクライナ西部に隣接するポーランドを拠点に両国で活動中。救援物資の配布、法律カウンセリング、メンタルヘルスケア、現金の支給、翻訳サービスの提供など。

◎寄付方法◎

ウェブサイトからデビットカードまたはクレジットカードで寄付

[IRDへの登録]寄付金の還付申請について

条件を満たせば、タックスリターンの際に寄付金1ドルにつき33.33セントを還付してもらえます。

◎主な条件◎

*寄付額が5ドル以上
*個人の申請である(会社やトラストの代表としての申請ではない)
*寄付をした年度中に課税所得があった
*承認された慈善団体・組織への寄付である

本記事でご紹介した団体のうち「UNICEF Aotearoa NZ」「Save the Children」「New Zealand Red Cross」は承認団体です。

◎申請方法◎

寄付先から領収書を発行してもらい、myIRで寄付金額や日付等の必要情報を入力し領収書データ(スキャン等)とともに提出します。

条件や申請方法の詳細はこちらをご確認ください。

一日でも早く子供達やほかの避難者の方が安心して暮らせるようになることを願ってやみません。

記者プロフィール

竹

2018-2019年に夫と永住権目指し移住。
NZで出産し4人暮らし。
日本では医薬品のパンフレットを作る仕事(編集者)をしていました。
まだ子供が小さいので在宅でできる仕事を模索中。
ブログ:https://tryinnz.hatenablog.com/

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