いよいよ選挙戦も大詰めに差し掛かる!
労働党vs国民党
女性同士のリーダーの戦いでどうなるのか楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか?
圧倒的な人気で世界中でも知られる事になった現首相の労働党のア―ダーン氏。
一方の国民党のコリンズ氏は、いつもよりニコニコしてきついイメージを少しでも和らげようとしたように見えた。
前半戦
コリンズ氏が、いきなり「私はいつもファイターだ」と喧嘩を吹っ掛ける発言!
一方の労働党のアーダーン氏は、気のせいかも知れないがいつもより大人しそうな雰囲気に見えた。
司会者の質問に対し具体的なに言っているコリンズ氏、一方のアーダーン氏は、いつものように前置きが長く、質問に的確に答えない感じの印象で制限時間の30秒をだいぶん超えてしまっているのに話を続けていたのは気になった。
ファイターと言ったように、ちくりちくりと2回目のロックダウンは政府のせいと言わんばかりに攻め立てるコリンズ氏。
両者とも今まで聞いていたような話をずっとしていた感じ。
後半戦
両者が言い合いするのが加わり政治のディべートらしくなってきた。
コリンズ氏がアーダーン氏を言負かす感じになっているようにも見えましたが、逆にそれはアーダーン氏をいじめているイメージに見えたのがTVを見ている人にはどう映っただろうか?
カメラワークに疑問
特に横からのアングルでコリンズ氏の意地悪そうに見える顔を何度か映していたのが、絵的にコリンズ氏に良いイメージにはならないと思うのでTVNZがアーダーン氏寄りに思えるくらいでした。
SNSを巧みに使って政治家と言うよりも国民のお友達感覚になりイメージ作戦で好感度をアップさせているアーダーン氏なので、あの画面を見ていたアーダーン氏のファンは、コリンズ氏に対してのイメージが悪くなったかも知れません。
勝者はどっち?
ディベートが終わりコリンズ氏の勝ち誇った顔は、勝利宣言に思えるくらい印象的でした。
言い方が悪いですが意地悪そうな”おばさん”に映ったのはTVを見ている人も感じたのではないでしょうか。
あの勝ち誇った顔をあからさまに見せるのは、イメージが悪いので仮に良い政策を言ったとしても印象が悪いと思いますし、2016年のアメリカ大統領選挙のクリントン氏を思い出してしまった。
政治はイメージでやるものでないが、選挙はイメージがとても大事なのをコリンズ氏もそろそろ学ぶべきだと思います。
逆にアーダーン氏は相変わらずの冷静さでディベート内容は劣っても最後に司会者にしっかり挨拶もしてるし、全体的に見れば良い印象で終われたのではないでしょうか。
結局、支持率に大差があるので労働党は現状維持で良く、あまりディベートに重要性を置いてない様子にも見えるくらいアーダーン氏が大人しく思えました。これはコリンズ氏を泳がせていたのかと思うくらいでした。
それとも、本当にコリンズ氏に言負かされてしまったのでしょうか?
翌朝のTV出演でコリンズ氏がご機嫌で勝ち誇った顔をして話していたので、更にイメージを悪くさせたと言えるのかも知れません。
(この文章は、私個人の意見に過ぎません)
ディベートの第二弾が9月30日の水曜日に今度はTV3であるので必見です!