材料も手順も超簡単
ニュージーランドに来てから、ベイキングを始めたという方がすごく多いのをご存知ですか?何を隠そう、Pukekoもその一人です。Pukekoの場合、当時ニュージーランドに自分が苦しまずに(!)食べられる甘さのおやつがほとんどなく、今ほど甘さを控えたり、油を減らしたおやつを売っているお店も少なかったので、いつもクッキーやケーキが食べたいなーと思っていたのでした。ちょっと知り合った人に焼いたケーキやクッキーをもらうと、それはそれは感動したものです。その時に相手の方から
「簡単なものから自分で試しに焼いてみたら?」
と言われ、恐る恐るベイキングを始めたのが25年ほど前です。当時は今のようにインターネットでレシピなどを検索できるわけもなく、近くの図書館で料理の本を借りて練習をしていました。当初は、釘が打てるんじゃないかと思うようなカチカチの硬いクッキーができたり、全く空気が入っていない、真空のようなケーキスポンジが焼けてしまったりと、毎回凹んむような結果でした。しかし、自分で焼くクッキーは甘さや油の調節も慣れれば可能ですし、多少形が崩れていても、市販のものとは違います。これまでバーキングをしたことがない方にもぜひ挑戦していただきたく、今日は簡単な手順で、材料もどこでも売っているものを基本にできるレシピをいくつか紹介します。ニュージーランドは、男性の方もベーキングをする方が多いので、男性もぜひチャレンジして欲しいです。一品もちよりやBBQなんかにお呼ばれした時に
「クッキー焼いてみたんで、、」
なんてお持ちするのなんでいいですよ!まずは基本のチョコチップクッキーから。
- *チョコレートチップクッキー
- バター125g
- ブラウンシュガー100g
- キャスターシュガー100g
- バニラエッセンス 二振り程度
- 卵1個
- セルフレイジングフラワー260g
- チョコチップ100g程度
- ~手順~
- 1)オーブンをBakeなら180度、Fan bakeなら160度に予熱開始。
- 2)ボールに柔らかくしたバター、ブラウンシュガー、キャスターシュガー、バニラエッセンスをクリーミーに白っぽくなるまで混ぜる。ここに卵を加え、よく混ぜる。
- 3)振るった粉とチョコチップをボールに加え、ざっくり混ぜる。
- 4)スプーンで救った生地を丸めてオーブントレイに並べていく。少し指で軽く表面をおさえるか、フォークで抑える。
- 5)オーブンで15分前後、こんがり焼く。完全に冷まして地味、残りはタッパーに入れて保管。
大抵のお家にあるピーナッツバターを使ったクッキーも試してください。ちょっと塩っけのあるクッキーです。
- *ピーナッツブラウニークッキー
- バター125g
- 白砂糖220g
- 卵1個
- プレインフラワー225g
- ココアパウダー大さじ2
- ベイキングパウダー小さじ1
- 塩ひとつまみ
- ローストピーナッツ150g程度
- ~手順~
- 1)オーブンをBake180度に予熱開始。
- 2)ボールに柔らかくしたバター、それに白砂糖を加え、ふんわりするまで混ぜる。ここに卵を加え、よく混ぜる。
- 3)バターボルに振るった粉とココアパウダー、ベイキングパウダー、塩を混ぜこむ。ピーナッツをここにさっくり混ぜ込む。
- 4)スプーンで救った生地を丸めてオーブントレイに並べていく。少し指で軽く表面をおさえるか、フォークで抑える。
- 5)オーブンで15分前後、こんがり焼く。完全に冷まして地味、残りはタッパーに入れて保管。
細かく言えば、クッキーとビスケットの違いはあるのですが、ニュージーランドではビスケットと呼ぶ人が多いです。クッキーでも構いません。どちらで呼んでも誰も気にしません。なので上に書いたレシピもチョコチップクッキーでも、チョコチップビスケットでも一般的には問題はありません。

焼いているとなんとも言えない甘い香りがキッチンに!
-Happy cooking!
Pukeko




