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南半球と北半球では月はどう見える?

南半球と北半球では月はどう見える?

地球規模で実験!

月はいつも同じ面を地球に向けているのは、みなさん良く知っていますよね。月の表面のクレーターなどで、月の中に影が見えますが、いつも同じ形しています。日本で言えば「うさぎの餅つき」ですね。ニュージーランドでは「カニ」です。

さて、この月。南半球と北半球では見え方は違うのでしょうか?以前星がどうやって見えるかというトピックで少しでていましたが、日本に住んでいる友人に頼んで実験してみました!

日本の東京に住む友人と、オークランドに住む私。同日同時刻に月を撮影してみました。その時の写真がこちら。

月の見え方比較

お互いの持つカメラの解像度が違うので、あまりにみすぼらしい写真ですが、違いはわかりますよね。上が東京の写真です。ピントもあってなくて、小さい写真なのでわかりづらいと思いますが、月の中の影の形は一緒でした。つまり光っている部分は同じです。

180度逆さまではない?

でもよく見ると、上の東京の写真を天地ひっくり返しても、オークランドの写真の向きになりません。「逆さ」ということではないですね。どうなっているのかは、このトピックの最初のイラスト見て、よーく考えてください。

赤道を挟んでだいたい同じ緯度にある日本とニュージーランドでは、思わぬところが違っていて、なかなか楽しいですね。太陽は東から登って西に沈みますが、日本では南よりのルートを通って、ニュージーランドでは北よりのルートを通るなど。では、虹の出方は同じなのか?色の順番は?とか考えると楽しいこと見つけられそうです。