庭のレモンとレッドグレープフルーツがたくさん実をつけていて、楽しみにしています。ですが、気がつくと、写真のように表面にぼこぼことした模様のようなものが出始めて、色も変わってきています。犬の散歩をしながらご近所のお庭を見ていると、他のお家のシトラス系の木の実も同じようなことになっているものが多いようです。
これはカビからくるもので、VerrucosisとかCitrus scabと呼ばれています。見た目はよくないですが、果実自体は問題なく、食べても大丈夫です。これが原因で木が死んでいくとかいった大きな問題にはなりませんが、それでも木にとってはストレスになり、木自体の免疫力や抵抗力が弱くなるので、他の病気や害虫に対する力が弱くなります。そうなると他の問題も出てくるので、できるだけ早く回復させてあげたほうが良いですね。
雨や水分が増えるとこの病気になりやすくなります。そしてそのカビが風などにより広がっていきます。
この病気にかかりにくくするには、まず木を水はけの良い場所に植え、風通しを常によくしておくことです。あまりにも密集して枝が伸びたら、木の中心辺りの枝を切って風が通るようにしてあげましょう。雨が降ったり、水をやった時にその水分がいつもまでも木の枝についたままという状態を避けるようにしましょう。木の水やりをする時は、葉の上からかけるのではなく、根元に水をやるようにしましょう。そうすれば葉や枝が水で濡れないので、葉や枝の間に水が残るのを防げます。でも万が一このような病気になってしまった場合、ガーデンセンターに行くと適したスプレーがあるのでそれを使って広がるのを防ぐことも策です。Copper Oxychlorideなどを勧められると思います。
あーあ、せっかくのレモンが、、、
Enjoy gardening!
ーPukeko